仕事サボれるって才能だよ

私の子供のころからの悩み。「サボっちゃう」。
 
夏休みの宿題なんて小学校から高校まで一度たりとも9月の登校初日に全部提出したことなんてない。
 
習い事のピアノも、一週間かけて練習する課題をピアノ教室出発30分前になって焦って取りかかる。(当然弾けない)
 
学校や塾の宿題も、恒例の言い訳「やったんですけど、家に忘れてきました…」を何度使ったことか。
(今思えば先生絶対気づいているしめっちゃ恥ずかしいw当時はこれで誤魔化せてると思ってた)
 
大学でも遅刻しまくりレポート出さない、単位落として、次は落とせない…!って場面でも、最低出席回数ギリギリしか行けない。
 
センター試験が上出来だったので余裕ぶっこき一番頑張らないといけない二次試験の勉強をほとんどせず本番へ。
 
就活も1社内定貰った途端にやる気を失い、面接を全ブッチ。
 
仕事でも、今日やらねば!!!!ってこと以外は、どう頑張っても出来ない。
 
 
当時はこう思っていました。
 
「みんな真面目にやってるのに、サボっちゃう自分ってほんとダメだな…」 って。
 
本気で悩んでいました(笑)
 
だけど気づいたんです。
 
私は当時、皆も私と同じように、「やりたくないけど、ほんとはサボりたいけど、自分を奮い立たせて真面目にやってるんだな。」って。
 
いやそうなんだけど。でも違うの!!!!(どっち)
 
大人になって、友達に「みんな夏休みの宿題いつする派だった?」って聞いてみたのね。
 
友達A「早めにやってた。宿題が残ってると気になって思いっきり遊べないから。
 
友達B「残してたけど、最後の何日かでは頑張って終わらせたよ。宿題出さなくて怒られるの嫌だもん。
 
そして、私。「登校日になっても提出しなかったし、そのあとも結局やらなかった。やりたくないもん。
 
これが何を意味しているか。
 
これね、「欲求の優先順位」の話だった。
 
宿題はみんなやりたくないんだけど、
 
友達Aは、宿題をやらないことより、宿題を気にせず遊ぶことが大事。
 
友達Bは、宿題をやらないことより、先生に怒られないことが大事。
 
私は、宿題を気にせず遊ぶことより、先生に怒られることより、宿題をやらないことが大事。
 
つまり、宿題やらなきゃって思ってるってのは建前でほんとは先生に怒られてもいいからやりたくない。
 
ただ、ここで宿題やりません!って言ったら世間の常識から外れちゃうから、一応「やらなきゃ」ってポーズは取ってるだけなんだよね。
 
なので、私たちは生まれつき、ちゃーんと自分の欲望に忠実に生きてるってわけ。私の場合は多少怒られてもいいから
 
やれと言われたことより、自分のやりたいことを優先したい派だった。
 
 
だから、今「仕事サボっちゃう」って悩んでいるあなた。
 
本当は、上司から怒られても、評価貰えなくても、最悪クビになってもいいという判断のもと、自らの強い欲求で仕事をサボっているのです。
 
最悪クビになっても生きていける(建前上否定するかもしれないけど心のどこかで思っている)からサボってるんだよね。これってすごく恵まれてる。
 
世の中には仕事サボらない人もいる。それは、仕事サボるより、怒られたくない、とか、出世したい、とかクビになりたくない、っていう欲求が強いから。
 
だからこのことを念頭に置いて、今仕事サボってるあなたはこれからも潔くサボりましょう!!
 
そして、サボってる間に、たっぷりエネルギーをチャージして、本当に興味があること・好きなことにチャレンジした方が
何倍も人生が楽しくなるし、成果も出ると思います。